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<北インド・バドリナート巡礼の旅ご報告> 第二弾

2009 年 1 月 16 日 金曜日

デリーから早朝列車でハリドワールへ。この町はインド北部にある四大聖地の玄関口いわゆるゲートの町で知られ、インドの巡礼者はこの町からガンジス河源流の聖域へと旅立ちます。

3、40キロ先にはヨーガのアシュラムがガンジス河沿いに点在することで有名なリシケシの町に着きます。ここで一泊していよいよガンジス河源流を目指し支流を幾つも越えて聖地バドリナートヘの旅が始まります。

リシケシ 水量の多い時期のガンジス川ガンジス河畔のシバナンダアシュラム

リシケシにはハリドワールよりバスで夕刻到着。水量の多い時期でゆったりとした流れのガンジス河が私達を出迎えてくれました。
河畔のシバナンダアシュラムではサットサンガに参加予定でしたが、8月末にチタナンダ師がお亡くなりになった事、また私達が到着する数日前のことと知り大変驚き悲しみました。

故チタナンダ師の法要シバナンダアシュラム

サットサンガが変更され、チタナンダ師の法要に参加できました事は偶然とはいえ、本当にありがたい事でした。
葬儀の日取りもまだ未定とのことで、あわただしい中私達は静かに冥福を祈り、このような時にシバナンダアシュラムに居合わせた事に感謝をしつつ、故チタナンダ師に手を合わせました。

夕刻ガンジス河でのアラティ火を灯してお花と一緒にガンジス河に

夕刻にはガンジス河ではアラティ(火の祈り、儀式)が行われます。火を灯してお花と一緒にガンジス河に流し、お祈りし汚れも流します。
大勢の人々がお祈りに参加する中私達はアラティの儀式を間近に体験でき、祈りのマントラと火の迫力に圧倒されました。

バシスタ洞窟

リシケシを出発すると徐々に高度が上がり山岳地帯に入ります。ガンジス河は深い谷の底に沈み込みバスは心もとない未舗装の道路を数日前の雨のため崩れた箇所を避けるように登っていきます。途中に樣々な聖人の伝説が伝わるバシスタの洞窟の入り口に着きました。修行する聖人が瞑想をした場所と伝わります。
木のトビラを開けて中に入り、私達もここで瞑想をさせていただきました。既にヒマラヤ山中奥深く入っているせいか自然の懐に入り込んだ幸福感が沸き上がって参りました。

ガンジス河源流の合流地点ヒマラヤ・ニーラカンタ(シバ神の喉仏)

ガンジス河はヒマラヤの山々から支流を集めて数々の合流地点(プラヤグ)を形成しています。目的地のバドリナートまで5つの合流地点を通過し、そのつど神様が祀られています。お詣りできるプラヤグも有れば高所で、下へは降りる事が出来ない所もありました。
合流点は川と川のぶつかり合あう、正にエネルギーを感じる場所であり神が存在するのもうなずけます。山はだんだんと険しくなり谷底は見えず、樹木は増々低くなり、やがて岩肌の露出した山々が見えてきます。
いよいよ聖地バドリナートが近づいてくるのを感じずには居られませんでした。幸運にもお天気が良くインドヒマラヤの銘峰ニーラカンダ(シバ紳の喉仏)を拝むことができました。

バドリナート寺院への参道境内でのお祈り

バドリナートは標高3200m以上の高所の町で、冬は誰も居なくなる無人の町といわれています。巡礼者がお詣りするのは夏のシーズンだけだそうです。寺院に向かう参道には神様のお供え物の神具や食物、夏でも涼しく朝は寒いので衣類が沢山売られていました。
多くの巡礼者で賑わい人々に揉まれながらの参拝でしたが静かな風情は信仰の深さでしょうか。境内には結構高温の温泉が湧いていて参拝者はここで身を浄めて参拝しています。
寺院の境内ではお坊様に来て戴き儀式を行ってもらいました。境内で神様のお供物を買い、お供えを済ませました。空は澄み切り境内からのヒマラヤの眺めは最高です。私達は今ここに居る幸せを刻み、正に神に感謝、すべてに感謝と手を合わさずにはいられませんでした。